2月号のご案内
1.邪気を払い幸福を招く 節分といわし
2月の大きな行事「節分」。「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまいて邪気を払い、家の門口に柊の小枝と焼いたいわしの頭をさして飾っておきます。これは、邪気を持った鬼を家の中に入れないため。いわしを焼いた時の煙と強い臭気で鬼を追い払い、それでも近づいてきた鬼の目を柊の葉で刺すためと言われています。逆に、いわしを焼く時の強い臭いで鬼を誘い、柊の棘が鬼の目を刺すと説明されることもあります。この柊鰯の風習は、平安時代に描かれた『土佐日記』にも登場していました。
平安の昔、いわしは「いや(卑)し」に繋がる下賎な魚とされていましたが、紫式部は大のいわし好きだったそうです。ある日、夫の留守にこっそりいわしを焼いて食べましたが、焼いた香りが部屋に残り、帰宅した夫にイワシを食べたことが分かってしまいました。「いわしなどという下賤な魚を食べるとは!」とののしる夫に、紫式部はとっさに「日の本に 祝われ給ういわしみずまいらぬ人は あらじとぞおもう(日本一と評判の岩清水八幡宮にお参りしない人がいないように、こんなにおいしいお魚を食べない人はいないと思います)」と「いわしみず」と「いわし」をかけた歌を詠んで、夫を黙らせたという逸話が残っています。この話は、後世の人による作り話と考える研究者もいますが、紫式部の賢明さがよくあらわれたエピソードですね。
いわしは、とても栄養豊富な魚です。モクモクとした煙の元は、いわしに豊富に含まれている脂。この脂は、健脳や血液サラサラに良いとされているEPA・DHAという不飽和脂肪酸です。因みにこの脂は菜種油の代わりに明かりの元になったり、田んぼの肥料になったりして、日本人の暮らしを支えてきました。この脂のほか、いわしには、骨の健康維持やストレス緩和に欠かすことのできないカルシウム、カルシウムの吸収を支えるビタミンDがたっぷり含まれています。
いわしの旬は「秋から冬」とされていましたが、今は地方にさまざまな旬があります。からだにとても良く深い味わいが楽しめるいわし。手に入る時はおいしく味わってみてはいかがでしょうか?
2.粘膜を健やかに保って元気な体!
粘膜を健やかに保って元気な体!
冬本番。冷たく乾いた空気で、喉や鼻の中も乾燥しがちです。今回は私たちの体を守る粘膜についてご紹介します。
粘膜とは何?
目、口の中、鼻の中、器官、胃や腸、膀胱など、私たちの体にはさまざまな粘膜があります。粘膜は私たちの体を守る「免疫力」と大きな関係があります。
免疫は、第1段階の「粘膜免疫」で異物(細菌、ウイルス、ほこり、花粉など)の侵入を防ぎ、第2段階の「全身免疫」で、粘膜免疫をすり抜けて侵入してきた異物を攻撃するというシステムになっています。
あなたの粘膜は大丈夫?
粘膜が健やかでないと、次のような症状が現れることがあります。ひとつひとつが独立しているようにも見えますが、いくつかの症状が重なった時は、その背景に粘膜の力の衰えが原因となっているかもしれませんので、注意してみてください。
栄養素で粘膜を健やかに保とう!
❶ビタミンA
皮膚や粘膜を構成する、上皮細胞の形成や働きに欠かすことのできないビタミンです。野菜には、主にβ-カロテンの状態で含まれています。β-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変わる成分です。レバー、うなぎ、アンコウの肝、ギンダラ、にんじん、ほうれん草、かぼちゃなどに含まれています。
❷ビタミンB2
粘膜を保護して細胞の再生を助けるビタミンです。ブリ、サバ、卵、牛乳などに含まれています。
❸オメガ3脂肪酸
粘膜細胞の外壁になる成分です。マグロ、サケ、えごま油、亜麻仁油、くるみなどに含まれています。
ライフスタイルで粘膜を健やかに保とう!
❶鼻呼吸をする
呼吸には鼻呼吸と口呼吸がありますが、口呼吸は口の中が乾いて唾液の分泌が減ります。鼻には加湿や異物を除去する働きがあるので、鼻呼吸は粘膜を守ることにつながります。
❶睡眠をたっぷり取る
1日のオンとオフの区別をしっかりつけ、睡眠をたっぷり取って疲れを早く取り除くように心がけましょう。
いかがでしたか?粘膜のお話。体の防御機能に関わる大切な粘膜を健やかに保って、元気に過ごしましょう!
3.冷えにくいカラダをつくる温活のススメ!
暦の上では春となりましたが、まだまだ寒さの厳しい日々が続きますね。
体が冷えるとさまざまな不調を招きやすくなるので、しっかり「温活」をして冷えに負けないよう心がけています。今回は、その一部をご紹介します。
首3つを冷やさない!
重ね着をして、冷たい空気が肌に触れないようにするのはもちろん、特に「首・手首・足首」を冷やさないように気を付けています。この首3つは、他の体の部位に比べて皮膚が薄いので、冷えを感じやすいそうです。服装での工夫に加えて、マッサージでめぐりを良くするのもおすすめですよ。
湿度を上げる!
湿気の多い夏は、ジメジメして余計に暑く感じますが、冬は湿度が味方です。湿度を上げることで、体感温度が上がります。うるおいがあると、のどや鼻、肌などの乾燥も防げるので、この季節は特に意識したいところ。お湯を沸かしたり鍋をするなど、簡単な方法でも湿度は上げられるので、冬になると、我が家ではよく湯気が立っています。(笑)
体の中からポカポカに!
体を温める食品といえば、生姜が有名ですが、このほかにも、ねぎやにんじん、ごぼう、レンコンなど、冬に旬を迎える食材や、寒い地域でとれるもの、土の中で育つものは体を温めると言われています。お味噌汁やスープに入れると手軽にたくさん食べられて 、内側から元気になれます。
寒さを乗り越えれば、暖かい季節もすぐそこです!しっかり健康管理をして、明るく元気に春を迎えましょう♪
(今月の担当:三上)
4.“継続は力なり”これだけは、ず~っと続けたいこと
毎月変わるテーマでトーク 皆様とつくる、お便りコーナー
今回は、暮らしの中で大切にしている習慣、意識して行っている習慣など、皆様の「ず~っと続けたいこと」をご紹介します!
ネガティブなことは書かない
2004年11月から毎日欠かさず日記をつけています。3年日記、5年日記(2冊)と続き、今は10年日記を使っています。
毎日が、あっという間に過ぎてしまうため備忘録として始めました。その日付のページを開くと「去年の今日は…(○年前…)」となつかしく思い出します。
気をつけていることは、ネガティブなことは書かないこと。読み返しても嫌な気持ちになるし、もし他人(家族)に読まれたら恥ずかしいからです(笑)。
母娘で毎日のリハビリ散歩
90歳の母が骨折したあと「リハビリ散歩」と称して母娘でゆっくり毎日お散歩しています。キンモクセイの香りにうっとりしたり、桜の葉が紅葉するのに見とれたり、日々季節を肌で感じることができます。
「ものすごく大きな幸せ」というのとは違いますが、健やかで過ごせる幸せをかみしめています。
朝起きたらきちんと着がえて朝て朝食を
今の若い人をみていると、家にいる時は、寝るのも起きているのも同じ部屋着のままだったり、朝ごはんを食べない人が多かったり、昔の人間としては何だかなぁと思ってしまいます。
自分はメリハリつけて元気でいたいです。
夫婦で元気に朝体操
妻と別々に朝1時間の柔軟体操、締めは一緒にラジオ体操を毎日続けています。 2人とも腰痛もなくなり、妻はパークゴルフに夢中。私は昔の仲間と時々ゴルフと元気に生活しています。
2この「朝体操」を続けていきます!
スイミング、続けていきたい
64歳の時、人生初めてプールで泳ぐ事に。中学生の頃、海で泳いだことがあり「まあー何とかなるだろう」と高を括っていたが10mも泳げず。「こんなにも体力が落ちていたのか」と悲観しましたが、それでも何とか息継ぎの“コツ”が分かり、現在は水分補給を挟み800mから1,000m位を週4回泳いでいます(平泳ぎ)。体力的にもきつくなる年齢ですがならばこそ、と継続していくつもりです。
コロナ感染拡大の中、皆様もどうぞお体ご自愛ください。
水やりはず~っと続けたい
マンションに住んで約30年になりますが、ベランダに花を置いて育てています。夏は毎日、冬は3日に1度は花に水をやっていますが続けるのは大変です。
それでも花が咲いてくれると苦労も忘れて嬉しいものです。
自宅の畑で野菜づくり
私がずっと続けたいことは家庭菜園です。 5年前、自宅を新築した時に庭の半分を畑にし、念願の野菜づくりを始めました。夏のBBQで、自家産の野菜を食べるのは最高の幸せです。会社勤めをしている現在は週末しか面倒を見られませんが、定年後は1日中畑ざんまいができますね。
今から楽しみです。
冬のスポーツといえば、スキーとアイススケート。共に幅広い層に人気のスポーツですね。そんなスキーやアイススケートにまつわる思い出はありますか? 心温まる思い出や懐かしい思い出、失敗・ハプニング何でもOK。掲載は2021年5月号になります。採用された方には「ハウス食品グループの商品詰め合わせセット」をもれなくプレゼントします。たくさんのお便り、お待ちしております。
いつもハウスダイレクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。ハウスの会報誌「活きいき便り(毎月発行)」では、毎月ご愛用の皆様の元気なお声やご意見・ご質問をお待ちしております。ぜひ、お気軽にお便りをお寄せください。スタッフ一同、皆様からの元気なお便りをお待ちしております。
今月募集のお便りはこちらです!
お便り(1) (2) (3)、どれでもお好きなものをお選びください。
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(1)テーマに沿ったお便り!
「活きいき便り」皆様とつくるお便りコーナーの、今月募集のテーマはこちらです。
掲載は2021年5月号になります。スキー場や
アイススケート場
での思い出上記テーマの締切日
2021年3月15日まで -
(2)あなたの元気自慢!
毎日元気にお過ごしの皆様の様子を教えてください。趣味のスポーツ・旅行・サークル活動など…何でもOKです!お写真も大歓迎、元気なお便りお待ちしてます。
※後日、ご訪問の上インタビューさせていただく事がございます。 -
(3)商品へのご感想!
日頃ご利用いただいている商品へのご感想を、ぜひお聞かせください。
ご応募には「お客様番号」が必要です。
>「お客様番号」の確認はこちら(ログインが必要です)
【ご注意】
募集お便りには応募締切日がございます。締切日を過ぎるとせっかくお便りをいただいても掲載されませんのでご注意ください。お寄せいただいたお便りは、会報誌「活きいき便り(毎月発行)」で、お名前(匿名)とともにご紹介させていただく場合がございます。
また、文章掲載については、スペースの都合上一部手直しさせていただく場合もございます。
本誌に採用された方には、もれなく素敵な
「ハウス食品グループ詰め合わせセット」を
プレゼントいたします!!
※プレゼントの詰め合わせ内容は予告なく変更させていただく場合がございます。
5.冬に食べたくなる世界のスイーツ
このコーナーでは、ハウスダイレクトスタッフが気になっているスポットやイベント、季節のトリビアなどをご紹介いたします。
焼きマシュマロとチョコレートの「スモア」
こんがりと焼き目のついたマシュマロに、トロトロのチョコをかけ、グラハムクラッカーでサンドした「スモア」は、北米生まれ。キャンプに欠かせないスイーツです。
スペイン生まれの「バスクチーズケーキ」
美食の地といわれるスペインのバスク地方。この地方の、あるレストランバーで 生まれたバスクチーズケーキ。滑らかでクリーミーな味わいは体の中からハッピーにしてくれます!
ブラジルの朝食ケーキ「ボロ・デ・フバ」
とうもろこしの粉でつくる「ボロ・デ・フバ」。朝食時はもちろん、午後のブレイクタイムにも食べられるそう。ホカホカの「ボロ・デ・フバ」を食べれば朝から元気いっぱい!
ロシアの「焼きりんご」
旬のりんごをくりぬき、レーズンやアーモンドスライスを詰めて、オーブンでじっくりと焼くロシアのスイーツ。アイスを添えて食べることもあるそうです。
オーストラリアのパブロバ
焼メレンゲをベースにしてホイップした生クリームを詰めてたくさんのフルーツを飾った華やかで可愛らしいお菓子。ロシアのバレーダンサーの名前に因んだ名前です。