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楽しく、美しく、おいしく 「日本人とお弁当」
お花見などの行楽弁当、旅行での駅弁・空弁、4月から始まる学校や職場に持って行く日常のお弁当。春はお弁当が大活躍する季節です。今回はその「弁当」の世界をご紹介します。
中国語?織田信長?
「弁当」の語源には、諸説あります。有力なのは中国語の「便當(べんとう)=好都合、便利なこと」がもとになっているという説です。ほかには、戦国大名の織田信長が家来などに配った簡単な食事を「弁当」と名付けたという説もあります。
エネルギー補給から楽しむ食へ
狩りや農作業などで携帯した食べ物を屋外で食べる習慣は5世紀頃からあったそうですが、当時は、昼ごはんを楽しむというより、エネルギー補給のためのものでした。
安土桃山時代頃には、上流階級の人々がお花見などに弁当を持っていくようになります。弁当は、高貴な人々の楽しい行楽をより盛り上げる脇役としても活躍したのです。
1600年代までは1日2食だった食習慣が、江戸時代に入り平和な世の中になると1日3食になり、庶民は職場に弁当を持って行くようになります。また、花見や船遊び、観劇など、余暇をアクティブに楽しむことが盛んになり、「きれいに詰めて楽しく食べる」という弁当文化が一気に広がっていきました。
ご当地色豊かな駅弁
明治時代に入ると駅弁が登場。最初の駅弁は梅干しのおにぎりでした。今では、その種類は2千とも3千とも。ご当地ならではの食材をふんだんに使った駅弁は、旅情を掻き立てる楽しみのひとつでもあります。
弁当は手紙
学生の頃、試験の日に弁当箱の蓋を開けると海苔で「ガンバレ」と書いてあった…という思い出はありませんか?弁当は作り手から食べる側への愛を伝える手紙の役割も果たしています。
つくる楽しみも
最近では、つくることを楽しむ方々も増えてきました。特にキャラ弁ことキャラクター弁当は、食べるお子さまも、つくる側も楽しめるということで、お弁当づくりの趣味化を一気に加速させました。今ではお弁当づくりを趣味とする「弁当男子」も登場しています。
蓋をあけると広がるカラフルな色彩、冷めてもおいしいおかずのあれこれ。目でも舌でも楽しめる日本のお弁当は、今「BENTO」として、世界から注目を集めています。

季節の変わり目は要注意春の「気象病」対策
過ごしやすくなってきましたが、気候の変化に体がついていけていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?今回は、春の気象病対策についてご紹介します。
気象病とは?
気象の変動によって起こる体の不調のことをいいます。症状は頭痛や関節痛、むくみ、倦怠感など、人によってさまざまです。もともと頭痛や関節痛がある方は、その症状が悪化することも少なくありません。体に大きく影響する三大要素は「気温」「気圧」「湿度」といわれています。
気象病はどうして起こる?
私たちの体は、自律神経がバランスを保っている時には健やかですが、そのバランスが崩れると不調になります。自律神経とは、血圧や呼吸、体温、消化、血液循環などの機能を自動的にコントロールする神経のことで、体を活動的にする交感神経と、リラックスさせる副交感神経がバランスを取り合って体の状態を調節しています。気象の変化がストレスとして脳に伝わったりすると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

春は体にとってどんな季節?
春は、意外と体に負担がかかる季節です。強風、乾燥、花粉、黄砂、寒暖差。気象予報士の方々は、これらを「春の5K」と呼ぶこともあるそうです。
春一番、フェーン現象
立春(2月4日頃)後、初めて吹く強い南風を「春一番」といいます。また春一番が、フェーン現象を引き起こし、より高温で乾燥した風をつくりだします。フェーン現象とは、湿潤な空気が山を越えて反対側に吹き下りたときに、風下側で吹く乾燥した高温の風「フェーン」が起こり、そのために付近の気温が上昇することをいいます。
寒暖差
この時期の上空では、低気圧と高気圧が交互にやってきて、気温と気圧を激しく上下させます。この寒暖差に体が振り回されてしまいます。
黄砂
春は、地表に雪も植物も少ないため、低気圧によって大陸の砂が運ばれます。
春の気象変化に負けないためには?
毎朝の天気予報をチェックする習慣を
めまぐるしく天気が変わる春は、特に毎朝の天気予報チェックを習慣にしましょう。ストール、カーディガンなど、さっと体温調節できるアイテムを常に持ち歩き、自律神経が過度に働きすぎるのを防ぎましょう。
ゆっくり歩く、ゆったり過ごす
春は、ただでさえ、新生活のストレスがたまりがちな季節。それに加えて気候変化が大きい季節ですので、自律神経が乱れがちです。とにかく、自分を甘やかす時間を設けることが大事です。
腸活を心がける
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど、脳と密接に関わっています。乳酸菌を含む食材を積極的に摂って腸を健やかに保つことも、春の気象病予防には効果的です。
★気象病を上手に予防して、春を存分に楽しみましょう!



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春キャベツ

巻きがゆるく柔らかい
一年中店頭に並ぶキャベツ。主に冬によく出回りますが、春先に収穫する「春キャベツ」も高い人気です。内部が黄緑色で、巻きがゆるく、葉が柔らかめ。海洋性気候で、冬でも暖かい地域で栽培されています。
サラダや即席漬けに
春キャベツは、生のままサラダで食べると、みずみずしさや甘みをより強く感じることができます。また、気軽に食べられる即席漬けもおすすめです。この季節ならではのおいしさをお楽しみください。
現在は「人生100年」といわれる時代。健康維持のために、何かしらの活動に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか?
最近の健康意識の高まりは、時には度が過ぎて「健康のためなら命も惜しくない」というブラックジョークが生まれるほどです。武者小路実篤は、著書『人生論』の中で「人生にとって健康は目的ではない。しかし、最初の条件なのである」と記しました。そしてその後に「人間の目的は健康にあるのではなく、地上でなすべきことを完全になしてゆくにある」と説いています。長いようで短くもある人生。健康に注意しながら、有意義に過ごしたいものですね。