ハウス食品グループでは、長年にわたり、
カレーの代表的なスパイスであるウコンについての
研究に取り組んできました。
新規事業部は、ウコンが持つ可能性に着目し、
ウコンの新しい価値をお客様に届けることをミッションとして、
新商品の企画・開発に取り組んでいます。
お客様の声や調査結果をもとに商品を企画し、ほかの部署と
連携しながら完成させ、お客様のお手もとに届くまで、
一連のプロセスを管理する役割を担っています。
ウコンを生かした商品の中で、私が担当しているのは機能性表示食品である『クルビサ』というブランドです。健康な人の肝機能酵素値の改善に役立つことが報告されている「クルクミン」「ビサクロン」という成分を配合しています。
新しい商品を作るときには、まずお客様が日ごろどんな生活をしていて、どんなお悩みを抱えているのかを調査します。次に調査結果を踏まえ、これから作る商品をどんな方に届けたいのか、ブランドとしての理念や事業プランを決めます。
方針が決まったら、開発や生産を担当する部署と連携して、商品の形態や成分の配合、ネーミングやパッケージなどを作り上げていきます。最終的に店頭でお客様が手に取ってくださるところまで、すべての工程に携わっています。
私はもともと食べることが好きで、学生時代は食品や栄養についての勉強をしていました。健康のために食生活を整えることが大切だとわかっていて、日ごろから気をつけていても、やはり食べたいものをずっと我慢して制限し続けることは苦しいと思うんです。
私自身も実はラーメンが好きで、ときどき無性に食べたくなります(笑)健康はもちろん大切ですが、私たちの商品を使ってくださるお客様には、時には好きなものを食べる楽しみや喜びも味わっていただきたいです。お客様の健康維持を、サプリメントを通じてサポートしたいという想いで、日々の仕事に取り組んでいます。
新規事業部は、さまざまな部門と連携して仕事をすることが多い部署です。コンセプトを考えるところから、お客様に使っていただくまで一貫して見通すことのできる立場を生かして、素材研究部や製品開発部、生産部など専門的な部署のメンバーにも、積極的に情報共有を行うよう心がけています。
自分たちがかかわった商品がどのような形になり、手に取ったお客様がどんなご意見を寄せてくださっているのかを伝えることで、モチベーションアップや、より良い商品を生み出すことにつながると考えているからです。
お客様の健康に役立つ商品をお届けし、喜んでいただくことが私たちのミッションです。商品を手に取ったお客様のご感想やご意見は、すべて読ませていただいています。
奥様がクルビサを購入してくださったという男性の方から「継続して使っていきたいです」と知らせていただいたときには、自分たちが作った商品をご家族の健康に役立ててくださっているのだと実感しました。
そういった感謝の言葉をいただくとやはり嬉しいですし、仕事のやりがいにつながっています。
クルビサを発売する以前、肝機能酵素値の維持・改善に特化した健康食品はほとんど存在しませんでした。そんな中、健康診断の数値などが気になっている方に、ウコンを生かした商品があるということをお伝えするという点では、企画・開発に取り組んだチーム全員が苦労しました。
クルビサの成分が、健康診断の結果表でよく見るγ-GTP、AST、ALTという肝機能酵素値の改善に役立つという機能性表示食品の届出が受理されることができたのも、商品についてわかりやすく伝えるための取り組みの成果です。
クルビサは当初、「クルクミン」「ビサクロン」という成分名をそのまま使った商品名で販売していました。しかし、「お客様の視点から、もっとわかりやすい名前にしたい」「手に取りやすいパッケージにしたい」という意図で検討を重ね、2回のリニューアルも行っています。ブランドの設計図を描き、成長を見届けることができるのが新規事業部の仕事の大変さであり、醍醐味でもあると感じています。
自分が担当する商品についてお客様に理解していただき、必要とする方のところへ届けるための努力は、関連する部署と連携しながら、これからも続けていきたいですね。
肝機能酵素値の改善をサポートする成分を含んだ健康食品というカテゴリーは、私たちがパイオニアとなって、新たに切りひらいてきた分野です。
今後は、この分野でトップブランドの地位を確立していきたいですね。肝機能数値が気になる方にとって、クルビサを使うことが当たり前の選択肢のひとつになり、生活習慣を整えるためのパートナーとして、長く愛用していただけるようになると嬉しいです。
≪機能性表示食品≫
【届出番号】F196
【届出表示】本品にはクルクミンとビサクロンが含まれます。クルクミンとビサクロンは、健康な人の肝機能酵素(γ-GTP、AST、ALT)値の改善に役立つ機能があることが報告されています。γ-GTP値とAST値とALT値は肝臓の健康状態を示す指標の一つです。
なお、本品は肝機能酵素値の異常の値を改善するものではありません。これらの値が異常を示した場合は医療機関の受診をお勧めします。
●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
●本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。
ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。