開発研究所（千葉県四街道市）では、
「ウコンの力」「メガシャキ」「C1000」などの
製品開発を行なっています。
中でも製品開発部は、お客様からいただく声や、
私たちが長年取り組んできた素材研究の成果を生かし、
お客様の健康をサポートする商品を設計。
原料の特性を最大限に引き出す配合や製法を追求し、
安定的に製造できるようにする工業化、
商品の魅力をわかりやすくお伝えする
パッケージ表示作成まで幅広く手がけています。
製品開発部は、商品の形態ごとに3つのグループに分かれています。その中で私たちのグループが担当しているのは、カプセルや顆粒などの「ドライ系」と呼ばれる商品です。
ほかの部署とも連携しながら、商品の成分や形状、製法、パッケージなどを決めていきます。10種類以上のテーマのスケジュール管理や、メンバーのマネジメント、関係部署との連携が私の役割です。
お客様に安心して使っていただける安全な商品を作りたい、という想いは常に持っています。
どうすれば必要としてくださる方のもとによりよい商品をお届けできるのかを日々考えていますし、飲みやすく、最後まで満足していただきながら使っていただける工夫を重ねています。
商品の安全性を担保することは大前提ですが、「もっと飲みやすくするには？」「長い期間良い品質を保つには？」などお客様目線で高い品質を追求し続けることがとても大切だと考えています。
私自身、入社する前から食べることが好きで、ハウス食品のシチューやカレー、『ウコンの力』にも親しみがありました。製品開発のプロになった今も、「自分がお客さんだと考えてみた時に、この商品が店頭に並んでいたら欲しいと思うかな？」という視点を失わないようにしています。自分たちが開発した商品には自信を持っているので、私も健康のために毎日使用しています。
マネージャーとしては、グループの皆がのびのびと働けるような雰囲気作りも心がけています。やりたい仕事に挑戦できる環境に身を置けば仕事が楽しくなりますし、気持ちに余裕が生まれると「お客様のためにもっとできることはないか」と自然に考えられると思うのです。メンバーが高いモチベーションを保って、最大限力を発揮することができるよう、これからも工夫していきたいですね。
開発した商品が完成して、世の中に送り出すことができたときには、やはり嬉しいですね。
何の障害もなく、スムーズに出来上がる商品はほとんどありません。開発の過程で困難が多いほど、チームのみんなで力を合わせてハードルを乗り越えることができたときの喜びは大きいです。苦労が多いほど、生み出した商品への愛着や思い入れも深くなりますね。それによって、メンバーが成長し、さらによい商品を生み出すことにもつながりますし、チームワークも強くなっていると思います。
製品開発部には、毎日お客様からの声が届きます。お客様からいただく「ありがとう」「続けて使っていきたい」というご意見やご感想は、やはり何よりも励みになります。
「こんな商品を作りたい」という想いがあっても、法的なルールや設備などの条件から、なかなか思い通りに進められないこともあります。
たとえば『クルビサ』という商品を開発した際には、「健康な人の肝機能酵素（γ-GTP、AST、ALT）値の改善に役立つ」という機能性をパッケージに掲載することにこだわりたいと考えていました。機能性表示食品として発売をすることにより、必要としてくださる方のもとへ商品が届きやすくなるからです。
消費者庁から機能性表示食品の届出が受理されるためには、膨大な
時間と労力をかけて臨床試験を行い、論文を作成したり過去の知見を調査したりして、科学的な根拠を示す必要があります。私たちにとって初めての経験だったこともあり、簡単なプロジェクトではありませんでした。関係部署が連携し、何度も検討を重ねて最終的に機能性表示食品の届出が受理されたときには、これでお客様に安心して選んでいただけるとほっとすると同時に、本当に嬉しかったですね。
製品開発の過程は大変なことの連続ですが、お客様に健康で生き生きと過ごしていただくことが私たちの最終目的です。思い通りに進まないときにも、「お客様の笑顔のために何ができるか」という視点から、チャレンジを続けていきたいと考えています。
社会環境が大きく変化する時代、健康食品の分野も、今後どんどん進化していくのではないでしょうか。スマートフォンが登場して人びとのコミュニケーションのあり方が大きく変わったように、お客様の「健康」や「食」の概念を変えるきっかけになるような商品を作り出していきたいです。
≪機能性表示食品≫
【届出番号】F196
【届出表示】本品にはクルクミンとビサクロンが含まれます。クルクミンとビサクロンは、健康な人の肝機能酵素（γ-ＧＴＰ、ＡＳＴ、ＡＬＴ）値の改善に役立つ機能があることが報告されています。γ-ＧＴＰ値とＡＳＴ値とＡＬＴ値は肝臓の健康状態を示す指標の一つです。
なお、本品は肝機能酵素値の異常の値を改善するものではありません。これらの値が異常を示した場合は医療機関の受診をお勧めします。
●食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
●本品は、事業者の責任において特定の保健の目的が期待できる旨を表示するものとして、消費者庁長官に届出されたものです。
ただし、特定保健用食品と異なり、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。
●本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。
