賞味期限「年月表示」へ変更のお知らせ
このたびハウス食品グループでは、社会的課題である“食品ロスの削減”や“物流・オペレーションの効率化”の解決に向けた取り組みとして、賞味期限表示を「年月日」から「年月」へ順次変更することとなりました。これにより社会問題化している“食品ロスの削減”や“物流・オペレーションの効率化”などの解決に向けた貢献を目指してまいります。
■実施の背景
日本の“食品ロス”は2017年度食品ロス量約612万トン、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量 は約328万トン(2017年農林水産省推計)となっています。2015年「国連持続可能な開発サミット」で採択された SDGsでも2030年に、食品ロスを半減することを決議されており、世界的な問題としても社会の関心・意識が高まっています。
また、食品産業界では労働力不足による配送トラック等のドライバー不足、倉庫内作業従事者の不足が深刻な課題と なっており、効率化に向け製造・流通・小売各業界が連携した“製・配・販”によるサプライチェーン全体での取り組みが 進んでいます。
「年月表示」への対応について詳しくは次の通りです。
■年月表示の対象商品
ハウスダイレクトで取り扱っている商品(サトウの低たんぱくごはん除く)
■表示変更内容
変更前 <年月日表示> 賞味期限 2021.8.1
変更後 <年月表示> 賞味期限 2021年08月
■切り替え時期
2021年8月から順次予定(商品によって切り替え時期は異なります)
【ご参考】ハウス食品グループの食品ロスに対する取り組み
・製品の返品・廃棄削減活動やリサイクルの促進
・フードバンクの活用(ハウス食品は2016年より、ハウスウェルネスフーズは2017年より寄贈を続けております)
・容器包装の減容化、短時間調理製品(省エネルギー)、お客様が使い切りやすい製品(食品残渣を減らす)など、製品面での環境対応の促進
・“もっとカレーだからできること”プロジェクトの推進(カレーを使った家庭内食品ロスの解決提案です)
https://housefoods-group.com/activity/foodloss/index.html
ハウス食品グループは、官公庁及び製・配・販のサプライチェーン全体とも連携を図り、食品ロスの削減、環境負荷低減、持続可能な社会実現に向けた取り組みに引き続き貢献してまいります。